Ritsuko
Naito
2023年とねっこカレンダー
今回のとねっこカレンダーはオープン馬の子馬時代の写真を多く載せることができました。やはり目立っていたのでしょうか。どうしても、動きの良い子や表情豊かな子馬に目が行きます。
ご購入ご希望の方はgoodsコーナーをご覧下さい。どうぞ宜しくお願いいたします。
今回はとねっこカレンダーの絵柄&作品説明をさせていただきます。
内藤律子
表紙
輝く光浴びて
メイショウハリオの当才時の写真です。夜間放牧明けの早朝、放牧地が朝霧で輝いていました。いつもはやんちゃなハリオもお疲れのようでした。
私の好きな栗毛の男の子。GⅠ帝王賞を勝った時は本当に嬉しかったですね。
1月 「自己主張」
生まれて30~40分、まだ立ち上がってもいないのにこのお口。もうお乳を求めています。さあ、がんばれ!立たないとお乳は飲めませんよ。
この食欲旺盛なことは競走馬としていいことですよ
2月 「虹色の朝」
久しぶりのダイヤモンドダスト、夢中でシャッターを押していました。乳母母さんのタッチがやさしく、子馬も安心し切っていました。
最近は暖冬のせいか、マイナス15℃になることが少なく貴重なひとときでした。
3月 「遊ぼうぜ!」
左がテーオーロイヤル、お兄ちゃんのメイショウハリオとは毛色が違いますが、きりっとした顔には目力がありました。流れるような走る姿も絵になる子馬でした。
4月 「もう起きろよ!」
立っているのが、メイショウハリオ。遊び相手が起きるまで続いていました。同じような栗毛なので、逆光の中絡んで遊んでいると、どちらがどっちだかわからなくなりました。
左後一白がハリオ、顔を見ればすぐにわかるのですがね。
5月 「そっと寄り添い」
ニシノラピート母さんと初仔のニシノシークレットです。初仔にしてはしっかりした子馬でした。
そして子育ても上手でしたね。真っ黒な毛色は、放牧地でも目立っていました。新馬勝ちはこれからの夢も広がります。
6月「どっちが強い?」
左がロードベイリーフの弟。右がヤマショウブラック(道営)の弟、いい相棒です。
飽きることなく絡んで遊んでいました。そういえば、サラブレッドカレンダー2022の6月の写真、バビットとロードベイリーフもよく遊んでいましたね。
さあ、どっちが強いのでしょう。今から楽しみですね。
7月 「まねっこ」
水遊びの好きなウォーターナビレラの母さん。兄姉もそうでしたが、ナビレラも大好きでした。ある時など、水の中に寝転んで泥だらけになっていることもありました。母さんと一緒の水遊びは楽しそうでした。
8月「元気さ余って」
夜間放牧明けなのに、この元気。牧場の方の手を焼かせていました。
上の放牧地よりかけ降りてくると、ついつい勢いがついてしまいます。母さんたちは早く飼葉を食べたくて待っているのに、毎日競争していましたね。
9月「過ごし方いろいろ」
女の子同士の語らいでしょうか。モクシを悪戯しながら絡んでいました。そして、そのうち仲良く頭を並べて草を食べ始めました。母さんたちと離れて、寝るのも一緒。本当に仲良かったですね。
あら、うしろはウォーターナビレラの母さんと兄さん(ソイカウボーイ)。親子のスキンシップのようです。
10月 「色づく牧場」
フィルムの写真です。以前ハギノカムイオーの子供に名前を付けさせてもらったのですが、その子の二番仔です。残念ながら走れませんでしたが、私の沢山の写真のモデルになってくれました。
とねっこカレンダー2022の写真もそうです。ちょっとお転婆な絵になる仔馬でした。
11月「八つ当たり」
これも右がウォーターナビレラです。離乳直後で、まだ落ち着かずイライラしていました。特に別のパドックにいた馬だったので、怖かったのかもしれませんね。同じパドックにいた先輩を見つけるとすり寄って行きました。
12月「冬の朝のルーティーン」
バスラットレオンの1才時です。放牧地に置かれたなげ草を見つけるとゴロをうっていました。どの馬もするわけではありませんが、好きでしたね。ちょっと足で寄せて山を作り、ゴロリ。
身体は大きな方ではありませんでしたが放牧地では、けっこうリーダー的な存在でした。