Ritsuko
Naito
ソイカウボーイありがとう!元気でね!
ソイカウボーイがBTCからホーストラスト鹿児島に移動することになりました。せっかく、田中先生、日吉氏のご配慮で得たセカンドキャリア生活でしたが、残念ながら現役時代の古キズが再発し、仕事ができなくなってしまったのです。
しかし、またしても日吉氏、須田氏のご好意でトラストへ。本当に幸せな馬です。サラブレッドは健康なら25才以上生きられます。私のシンボル(写真集「神威の星」の主人公)も27才まで生きました。
ソイカウボーイとの出会いが、私のちょっとマンネリ化していたやる気を生き返らせてくれました。2009年オグリキャップカレンダーから始めた大きなサラブレッドカレンダー。ハギノカムイオーが亡くなったためメモリアルとして作った小さなとねっこカレンダー。
2016年版から2023年版分までで、サラブレッドカレンダーに8点、とねっこカレンダーに6点ソイの写真があります。そしてその縁でウォーターナビレラなどの弟妹たちの写真もたくさん撮れました。本当に素晴らしいモデルさんでした。
あまりに写真がありすぎ、今回写真を選ぶのが大変でした。
本当に可愛く、表情があり、また動きも軽快で、仲間との絡みも絶妙でした。おかげで子馬の成長を追う楽しみを改めて教えてもらいました。
残念ながら絵本にはできませんでしたが、これからもカレンダーでご紹介できるかと思います。困ったときのおさえとして!(笑)
2022.12.18 内藤律子
【2015.4.21撮影】初めて出会ったのは生まれて5日目、新米母さんは仲間が見えないので、柵沿いをウロウロ、子馬(ソイ)は母馬に絡まるようにまとわりついていました。
【2015.4.23撮影】まあ、凄い!
母馬のまわりを飛び跳ねる姿にカメラが追いつきません。
【2015.4.25撮影】この身体の伸縮、デジカメだから撮れたのかと思います。
【2015.4.25撮影】この表情、なんとも言えません。
【2015.4.27撮影】どこかユーモラスなこの姿、いろいろな姿を見せてくれました。
【2015.5.27撮影】とても仲の良い子馬たちでした。
【2015.6.3撮影】牧場の方がこんな悪戯をしたくなるくらい、従順な子馬でした。(手綱をしていない)
【2015.6.12撮影】横に寝っころがえり、ソイが立ち上がる瞬間を待ちました。
【2015.7.1撮影】ソイたちもいつものことなので全然気にしません。
【2014.8.23撮影】本当に仲良くて、いつも一緒に遊んでいました。
【2015.10.17撮影】離乳のときの泣き顔です。
もうお母さんなどいらないような態度だったのにね。
【2016.1.15撮影】離乳後、新しい仲間もでき競い合う毎日です。
【2016.7.7撮影】珍しい光景ではありませんか?
4頭がお互い掻きっこしています。仲良いですよね。
【2016.8.17撮影】サマーセールに出ることになり、雨の日も猛訓練。しかしセールは残念ながら主取に。結局、伏木田牧場の友人の日吉さん達グループで、道営田中淳司厩舎への入厩が決まりました。
【2018.11.1撮影 (C.ルメール騎乗)】 能力検定で好時計を出し、新馬戦、ターフチャレンジを連勝し、いざJRA札幌すずらん賞(12着)へ。そしてサッポロクラシックで初重賞勝ち、交流重賞兵庫ジュニアグランプリでも3着と、2才戦は大活躍でした。
3才戦は骨折を挟み、秋から始動。なんと門別グランシャリオジョッキーズ2で JRAのルメール騎手にも乗っていただき、勝ちましたね。そして2つ目の重賞(楠賞)勝ち。2017年から2021年までに20戦(7,2,3,8)。
北海道から園田、川崎、船橋、名古屋、笠松へ転戦し、お母さんにも乗っていた岩橋雄三騎手を中心に川原正一・御神本訓一、吉村智洋、服部茂夫(敬称略)と本当に有名騎手にも乗っていただきました。
【2022.12.8撮影】BTCに決まった後、あと10年以上は近くで頑張っている姿を見ていられると喜んだものです。来年の春には研修生を乗せてコースを走る姿を撮影しようと予定していました。
お疲れ様!これからはソイの大好きな青草を自由に食べられるね。いつか会いに行くから、元気でいてね。バイバイ!