top of page

2018年の秋華賞によせて

 10月14日に行われた秋華賞、アーモンドアイ(国枝栄厩舎)は強かったですね。いったい、どんな子馬だったのでしょう。
 私は、2着にきたミッキーチャーム(中内田充正厩舎)と、3着のカンタービレ(中竹和也厩舎)の子馬時代を撮影させていただいていました。2頭とも私には忘れられない子馬でした。
 ミッキーチャームは、初めて会った頃から、私を見つけると突進して来ました。桜と子馬たちとのショットを撮りたいのに、目の前でとおせんぼ。他の子馬を撮らせてくれません。
 相手をしているあいだはおとなしいのですが、よそ見をするともっとやれと命令してきます。お尻を向けてきたり、わがままし放題でした。毎年このような子馬はいるものですが、ミッキーチャームはひときわ印象に残っています。
 カンタービレは、グアン(牝・武幸四郎厩舎)とよく遊んでいました。遠景に立ち上がる姿を幾度も目にしました。女の子には珍しい行動なのですが、写真に残せなかったのがとても残念です。
 見事に開花した彼女たちの、これからの活躍に心が弾んだ、秋の夕暮れでした。

10月19日 内藤律子

​ミッキーチャーム

ミッキー1.jpg

​ お母さんと(2015/4/21撮影)

ミッキー2.jpg

​ とおせんぼ (2015/4/21撮影)

ミッキー3.jpg

​ しなやかな肢体(2015/5/8撮影)

カンタービレ

カンタービレ1.jpg

 お母さんと(2015/4/21撮影)

カンタービレ2.jpg

 グアン(右)は親友(2015/5/5撮影)

カンタービレ3.jpg

 力強い後肢(2015/5/7撮影)

bottom of page