Ritsuko
Naito
サヤカ、娘の誕生おめでとう!
これまでのダイアリーにも、度々名前が登場してきた、伏木田牧場のシャイニングサヤカが、5月27日に女の子を出産しました。
予定日の18日から遅れ、これは私が3日間ほど留守にして、ダービー撮影に行っている間かなあ、と思っていたのに、待っていてくれたんだね。27日の19時に東京から帰宅し、3時間半後に牧場からの電話で駆けつけると、23時に誕生。30分で立ち上がって、母乳を飲むまで30分。何か、とてもほっとする、正常なお産だったね。
私が初めてサヤカと出会ったのは、4年前の4月。伏木田牧場は、わが家のすぐ近くにあり、それまでも時々、子馬の写真を撮らせていただいていました。2015年、そこでサヤカの初めての子が生まれました。ソイカウボーイ(牡・北海道競馬所属)です。
初仔のせいか小さくて、好奇心旺盛な男の子。あんまり小さいので、母馬の腹の下をくぐる写真が撮れるかな、という期待から追いかけ始めました。その時に撮れた、身体を収縮するカットが、私を虜にしてしまったのです。デジタルカメラだからこそ追えた、その動きは衝撃的(下の写真の1枚目)。目では捉えられないものでしたから。
それ以来、今まで以上に子馬に近づくようになり、私の撮影スタイルも変わりました。このスタイルだと、正直危険もいっぱいです。なにしろ子馬たちは、私を仲間だと思って接してきます。ですから、まずは母馬の性格をちゃんと把握し、信頼を得て、安全な人間だと認めてもらわなければなりません。
ありがたいことに、2016年からは、サヤカの子馬は出産から撮らせていただいています。もう十分よく知った顔なのに、今朝も馬房をのぞくと、サヤカ母さんの口が飛んできました。でも、子馬に接する姿、表情はあたたかで、なぜか写真が撮れそうな予感を抱かせてくれます。
さあ、これからも追いかけるぞ〜。サヤちゃん、お手柔らかによろしくね!
6月1日 内藤律子
シャイニングサヤカの子どもたち
★長男 ソイカウボーイ(2015/4/17生)
どうなっているんでしょう、この動き。足がからまっているみたい(2015/4/25撮影)
母さんの大きさが目立ちます(2015/4/21撮影)
尻尾が一番好きだったよね。現在は療養中で、
夏の復帰を目指しています
(2015/4/23撮影)
★次男 エアースピーダー(2016/4/12生)
母さんにしっかりついて走っていたね。5/24大井で通算3勝目、おめでとう!(2016/4/14撮影)
疲れて寝ている母さんを見て心配顔。優しい子だったな(2016/4/14撮影)
★三男 ピュアオーシャン(2017/4/27生)
足なみそろえて、うれしい初走り(2017/4/28撮影)
「母さん、ついておいで」。大きく育ったこの子も大井競馬所属です(2017/4/29撮影)
♥︎長女 サヤカ18
(2018/5/9生)
ベテラン母さんに包まれて、しっかりカメラ目線(2018/5/10撮影)
本当に可愛かったね。今年の1月15日のダイアリーの写真と比べてみてください(2018/5/10撮影)
♥︎次女 サヤカ19
(2019/5/27生)
初乳を順調にクリア。実は、母さんがそっとお尻を支えてます(2019/5/27撮影)
サヤちゃん、今年も子育てが始まったね(2019/5/28撮影)
真っ黒の子馬も、かっこいい!(2019/5/30撮影)