Ritsuko
Naito
浦河町で写真展を開催中です!
現在、浦河町立図書館にて写真展を開催しております。もともとは、浦河町の教育委員会よりお声がかかり、夏休みに馬の町に観光にいらっしゃる人たちを、馬の写真展でお迎えするのもいいかなあ、と始めたものでした。2001年からですから、けっこう続いていますね。
カレンダーを作り始めてからは、セレクトした写真をお披露目する「カレンダー展」と、企画展示の2部構成にしています。今年の企画展は「私の馬の写真歴 パート1」。何にしようかと考えていた矢先に骨折し、苦肉の策で思いついたのでした。これが意外と好評をいただいています。
約40年前の写真を見返すと、自分自身が今まで意識していなかったことに気づきました。そう、私が最初に夢中になったのは、若駒のたくましさ、力強さ、群れでの走りや闘う姿だったのです。
それと並行し、内国産種牡馬を撮っていました。こちらは、雑誌「優駿」に「北からメッセージ」というコーナーをいただき連載していました。きっかけを作ってくれた、カブラヤオー、シンザン、トウショウボーイは、特に思い出がいっぱいです。
来年度のとねっこカレンダーの巻末に、その頃の思い出を書こうと考えています。そちらもどうぞお楽しみください。
ところで、久しぶりのお客様が写真展にお見えになりました。浦河に避暑にいらしている、作家の佐藤愛子先生です。先生に「一番新しい作品はどれ?」と聞かれ、はっとしました。いつも先を見ていらっしゃるから、90歳を過ぎてもお若いのかな、と。骨折でちょっと弱気になっている自分が、恥ずかしくなりました。
写真展は9月1日(日)までです。北海道にお越しの際には、ぜひ浦河まで足をお運びください。
8月21日 内藤律子
「内藤律子 サラブレッド写真展2019」より
図書館らしく、写真展のパネルも本に囲まれています
「サラブレッドカレンダー2020」に選んだ作品です
こちらは「とねっこカレンダー2020」の作品
「私の写真歴 パート1」より。左のモノクロ写真は、カブラヤオーです
下段の2点はシンザン。上段も懐かしい顔ぶれです
左はイットーとハギノカムイオー親子、右下はセクレタリアト
左の2点はトウショウボーイ
お元気で若々しい佐藤愛子先生(前列右)