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2020年カレンダーが完成しました!

 オグリキャップカレンダーから始めて12年、どうにか今年もカレンダーを作ることができました。
 サラブレッドカレンダーは、リビングに飾っていただけるような、日高の自然とサラブレッドの美しさとたくましさ。とねっこカレンダーは、子馬の愛らしさを心がけています。2020年版の写真を少し解説させていただきます。

●サラブレッドカレンダー 
表紙「明日へ」
 モデルは、シャイニングサヤカ18。この1年半、私を振り回してきた子馬です。離乳前の一瞬、どこか大人びた雰囲気が気に入りました。9月30日に育成場に移動し、ソイカウボーイ兄さんと同じく北海道競馬で、ファインモーションと同じ勝負服を着てのデビューを目指します。

1月「バラ色の未来へ」
 前から3番目を走っている子は、とねっこカレンダー1月「生命B」と同じモデルです。双子で生まれ、ふつうの子馬の3分の2の大きさ。ちょっと小柄でしたが、気持ちは全然負けていませんでした。1勝後、去勢手術をして下のクラスからスタートしましたが、船橋で12勝とがんばりました。

2月「冬の楽園」
 今年は本当に雪が少なく、写真が撮れませんでした。その中でたった1シーン、撮れたと思えた写真です。手前で遊ぶ馬と後ろの馬たちとの兼ね合いが、カットごとで微妙に違って、1点に決めるのに悩みました。馬たちの楽しげな日常を感じていただければと思います。

●とねっこカレンダー
表紙「そっと寄り添い」
 生まれて2日目、柵の外にいる私が気になるらしく、子馬が近づいてきます。母さんは草も食べずに、じっと見守っていました。大きくなってからも、放牧地で私を見つけると、触ってくれと近づいてきました。女の子らしい優しい子馬でした。

2月「樹氷の庭」
 1日のうちで最も寒い、日の出の時間帯。でも、そんなことは関係ありません。放牧されると子馬たちは、たちまち母馬から離れ、友達と遊ぶのに夢中です。モデルの2頭は、生まれが半月違うのですが、左側の遅生まれの子馬のほうが積極的だった印象です。牡どうし、撮影している私など眼中にないみたいでした。

 

 インフォメーションに詳しいご案内がございますので、そちらもご覧ください。
 どうぞよろしくお願いします。

10月7日 内藤律子
 

2020年カレンダーより

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サラブレッドカレンダー表紙「明日へ」(2018/10/29撮影)

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サラブレッドカレンダー1月「バラ色の未来へ」(1995/1/30撮影)

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サラブレッドカレンダー2月「冬の楽園」(2019/2/11撮影)

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とねっこカレンダー表紙「そっと寄り添い」(2019/3/21撮影)

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とねっこカレンダー1月「生命B」(1994/2/12撮影)

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とねっこカレンダー2月「樹氷の庭」(2018/3/7撮影)

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