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暖冬

 足の裏に感じる土の感触、ボコボコだ。
 いつもの1月の牧場の風景とは違う。昨年も雪が少ないと感じたが、今冬はもっと少ない。慎重に動く1歳馬を見ながら、運動不足にならないかと心配になる。年明け前は、まだ地面がやわらかだったので、少しでも雪が降れば、飛び跳ねる姿も見られたのだけれど。これも温暖化の影響か。
 子馬も生まれ始めているが、どう見ても1月の風景と違う。カレンダーに使うなら、3月か4月か。今月のギャラリーの写真は、2018年以前の風景。今年に入って撮影した、下の写真と比べてみてもらえたらと思う。
 これから大雪が降るのかもしれないけれど、この文章を書いている1月末の時点では、とにかくこういう状況です。このままでは、春先の牧草の生育にも影響しそう。お願いします。どうか、雪をお願いします!

2月1日 内藤律子
 

 

雪をください!

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現1歳のプルーフオブライフたち。12月はまだよかったのですが…(2019/12/22撮影)

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年が明けて生まれた、サダムフジコ(牡・キンシャサノキセキ)。どう見ても春景色!(2020/1/15撮影)

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ジアナズドリーム20(牝・ドゥラメンテ)。この程度の積雪では、クッションにはなりませんね(2020/1/20撮影)

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あまりに暖かく、ジアナズドリーム親子が春霞の中にいるようでした(2020/1/23撮影)

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雪の朝、1歳ウォーターパイパーたちもうれしそう。でも、お昼までには溶けてしまいました(2029/1/20撮影)

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1月の春霞と1歳シャイニングサヤカたちのコラボは、初めて撮影しました(2020/1/23撮影)

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見渡す限り雪のない1月の日高に、グリーンダンディたち1歳馬の群れ。異常な風景です(2020/1/25撮影)

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1歳ラヴアンドフェイス(牡)たち。例年なら雪の下で栄養を蓄える牧草も、むき出しです(2020/1/25撮影)

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気温が上がってちょっと足元が緩むと、このシーン。1歳ポジショントークたち、力を持て余しているみたい(2020/1/27撮影)

サンドクィーン(牡・ロードカナロア)。子馬は元気いっぱい走ります。滑らないよう、気を使います(2020/1/28撮影)

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