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ツンデレお母さん

 3月に入ると、生産牧場は子馬の誕生ラッシュです。どの子を撮ろうか、目移りしてしまいます。じっと待っていると動かないし、離れるといい動きをする。からだがいくつあっても足りません。
 生まれて間もない子馬に、どのくらい接近できるかは、お母さんの性格にもよります。たとえば、グリーンダンディの話をしましょう。
 ダンディの場合は過保護すぎるくらいで、私は近づかせてもらえません。牧柵の外から撮ろうとしても、うちの子に近づくな、と口が飛んできます。ですから、親子のツーショットがなかなか撮れません。
 ところが、そういうデレデレの時期を過ぎると、一変して放任主義になります。姉さんの時も甘えさせてもらえず、いつの間にか私にまとわりついてくるようになりました。ミッキーチャーム(2018/10/19参照)やシャイニングサヤカ18(2018/12/16参照)ほどではなかったけれど、私を見つけると寄ってきて、絡んできたものです。もちろん、逃げられるよりずっといい。ただ、親子のカットをもう少し撮りたかったな、と心残りでした。
 そこで、今年こそはと構えて、どうにか撮ったのが下のカットです。ようし、もう一息。撮影のチャンスは、あと何日くらい残されているでしょうか。

3月11日 内藤律子

グリーンダンディ親子

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今年の2/25に生まれた男の子(2019/2/26撮影)

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愛情深いお母さん(2019/3/2撮影)

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微笑ましい親子(2019/3/3撮影)

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カメラに睨みを利かすお母さん(2019/3/5撮影)

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過保護な日々はいつまで続く?(2019/3/7撮影)

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お姉ちゃんにもベッタリだったのに…(2017/2/21)

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