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ガロアクリークとバビット

 この何年かは、自宅から近い、いくつかの牧場を中心に動いています。そんなワガママな撮影スタイルの中で、嬉しいことに今年の菊花賞に2頭の馬が出走します。皐月賞3着のガロアクリークと、ただ今4連勝中のバビットです。
 ガロアクリークが生まれた笠松牧場は、2008年のダービー馬ディープスカイの故郷です。海沿いにあり、私の撮影場所としては変化をつけられ、「五重唱」や「さあ、帰ろう!」などの作品といえるものも撮らせていただいています。
 2018年のガロアクリーク1歳の冬は、それなりに雪もあり、起伏のある放牧地は撮影にはもってこいでした(ただし、馬について行くのは大変で、あっという間に置いていかれました)。そんな中、クリークはいつも先頭を走っていました。

       

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先頭を走っていることが多かったですね(2018/1/13撮影)

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悪さをするわけではないのですが興味津々(18/2/15撮影)

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この頃から雄大な身体ですね(2018/2/15撮影)

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一気に走って行きました(2018/2/15撮影)

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中央先頭、仲間を引き連れて。「雪原を行く」とタイトルをつけ、2021年のカレンダーにと考えていました(2018/2/15撮影)

バビットが生まれた大北牧場は、マイルの女王ノースフライトの故郷です。ノースフライトの初仔を撮らせていただいたのが最初でした。子馬がモクシをつけていないのも、ベストでした。
 2017年は、ハートマークの子馬(フォルフネ)がおり、実はそちらを夢中になって追いかけていました。そんな時、他の放牧地にも、私の好きな栗毛の元気な男の子がいたのです。それがバビットでした。ちょっと小柄だけど、まあ動く動く。撮っていて絵になる子馬でした。

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おっぱいちょうだい、ねえ母さん(2017/5/17撮影)

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あまりの可愛さにうっとりです(2017/5/21撮影)

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走る姿も小気味よく(2017/6/13撮影)

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ガールフレンドのフィールドグリン(右)には弱かったね(2017/6/28撮影)

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ロードベイリーフ(手前)とは良い遊び友達だったね。この写真には「先手必勝」というタイトルをつけました(2017/6/13撮影)

 コントレイルは偉大です。それでも2頭とも、悔いのないよう頑張ってね! ふるさと浦河で応援しています。

10月19日 内藤律子

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