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Naito
オグリキャップも登場!2022年カレンダーの内容
「サラブレッドカレンダー」「とねっこカレンダー」の製作をどうしても復活させたい!……ということで思いたった、クラウドファンディング。先日からスタートしております。
https://camp-fire.jp/projects/view/438404
来年のカレンダーを、ご寄付へのリターンに設定した、オールイン方式といたしました。目標金額に達しなくても、2種類のカレンダーを作ります。いま、表紙を含めて13点ずつ、使用する写真を選んでいるところです。
今回は、先に決まりました「サラブレッドカレンダー」の絵柄をご紹介いたします。毎年恒例のオグリキャップ、来年は何月に登場するでしょう?楽しみにご覧ください。
●表紙「クリスタルな時」
初めて目にしたサンピラーの瞬間でした。北海道の中では温暖な日高では、なかなか見られない、たった10分間のチャンスでした。
●1月「闘魂」
向かって右はマスターフェンサー、1歳の冬の情景です。ちょっと厳しい写真なので、カレンダー向きではないかなと思っていましたが、いまなら力を感じてもらえるかと思い選びました。
●2月「雪原を行く」
中央手前は、ガロアクリークです。起伏のある放牧地を上下する馬たちに、ついていくのが大変でした。
●3月「自慢の母さん」
朝日の中、乳母の母さんは輝いていました。親子が寄り添う姿は、あたたかい気持ちにさせてくれました。
●4月「花の里」
いつも訪れる牧場ですが、毎年、違った表情を見せてくれます。だから飽きないのですね。
●5月
実は、まだタイトルが決まっていません。なにげない子馬の仕草と表情、柔らかい牧草の緑が美しかったですね。
●6月「先手必勝」
バビット(右、栗毛)と、ロードベイリーフ(手前、黒鹿毛)です。バビットは私の好きな栗毛の男の子。小さいのですが動きが軽く、すばしっこく目立ちました。昨年のセントライト記念を勝った時は、嬉しかったですね。早い復帰を願っています。
●7月「気持ちいいよ」
放牧地の中を縦断する小川は、水飲み場であり、子馬たちの遊び場でもあります。真夏には、母馬たちも水浴びを楽しんでいます。
●8月「青空の思い出」
実際は10月初めに撮った写真です。空の広がりと、1冊のカレンダーとしてのバランスを考え、ここに入れました。真夏の青空は、撮れそうでなかなか撮れないもので、毎年苦労しています。
●9月「光の交差点」
2003年の撮影です。いまではほとんどの牧場が夜間放牧になり、このような朝の1歳馬の生き生きとしたシーンを撮ることが難しくなってきました。丸く固まって寝ている姿を、ご覧になっている方も多いと思います。
●10月「彩りの窓辺」
本当にきれいな蔦の馬屋です。牧場の方にご協力いただき、馬を入れて演出をして撮影した、唯一の牧場です。
●11月「若さの秘密(オグリキャップ 2007)」
亡くなる3年ほど前の、07年11月8日に撮影したオグリキャップです。体調も良さそうで、軽い動きで放牧地を1周、白い馬体が輝いていました。
●12月「寒さなんか関係ない!」
マイナス15℃前後でしょうか。この寒さを喜ぶのは、私と若駒だけ。さらさらの雪を蹴散らし、走り回る若駒に圧倒されます。