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あの子がお母さんに

 日高は今、出産シーズンまっ盛りです。もう50頭近くの子馬を撮らせていただいています。その中から、3組の親子を紹介します。

 1組目は、もう40年以上通っている本桐牧場の、ニシノラピートとマインドユアビスケッツの女の子。2011年生まれのラピートは、一昨年の初仔はリーチザクラウンの男の子でした。今年の女の子の伸びやかな馬体は、ラピートの子馬時代を思い出させます。ボスだった母のように、娘もお転婆になりそうです。

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初めから母さんと並走、力強いですね(2021/3/15撮影)

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足が長いですね。大きくなりそう!(2021/3/16撮影)

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頼もしい母さんですね(2021/3/16撮影)

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左は娘(2021/3/13撮影)、右は母(2011/9/29撮影)

 2組目は、三嶋牧場のカンタービレとルーラーシップの男の子。初仔なのでちょっと小さめですが、動きはシャープでカメラで追いかけるのが大変です。物怖じもせず、ぐいぐい近づいて来ます。

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初仔だけど、穏やかな表情に安心しました(2021/3/22撮影)

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いい母さんになりそうですね(2021/3/22 撮影)

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わんぱくぶりが出てきましたね(2021/3/25 撮影)

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左は息子(2021/3/22撮影)、右は母(2015/4/21撮影)

 3組目は、佐藤牧場のミンナノアイドルとコパノリッキーの女の子。アイドルは、オグリキャップの最後の子供です。牧場が自宅から少し離れているので、1回しか会えていませんが、興味津々に近づいて来ました。「おじいちゃんを知っているの?」とでも言っているかのように。

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あの人、だれ? おじいちゃんを知っているの?(2021/3/16撮影)

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母さん休憩中なのに、おどかしたりして…(2021/3/16撮影)

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走るの、だーい好き!(2021/3/16撮影)

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左は娘(2021/3/16撮影)、右は母(2007/5/23撮影)

 子馬時代を知っている馬の子供たちは、ことさら思い入れが強くなってしまいます。そう、ハギノカムイオーの子馬&孫たちを追いかけたのが、私のカメラワークの始まり、そして原動力だったからかもしれません。
 2001年から浦河町立図書館で開催している夏の写真展が、今年で20年目を迎えます。予定しているタイトルは「私の写真歴パート3」。2019年から続く回顧シリーズで、内容はオグリキャップの写真が中心になりそうです。どうぞお楽しみに。

4月1日 内藤律子

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